自治会は住民の安心安全を守る最前線
対象地区 高洲1丁目3番~22番、高洲3丁目
設立時期 1988年(昭和63年)10月
高洲は元町の堀江、猫実、当代島地区から移り住んだ方が多く、昔の浦安の風情や人情、仲間意識を大切にしている自治会です。
今は大型マンションが立ち並び、教育施設や、保育園、公民館、ショッピングセンター、医療関連施設などが充実している街となりましたが、自治会が発足したころは、住宅も点々としていて、防犯や防災とともに野犬に対する注意などが回覧板で周知されていたそうです。
高洲地区は平成23年の東日本大震災発災で大きな被害を受けました。
震災直後、自治会に集まれたのは高齢の自治会役員OBや運営委員OBでした。夜10時を過ぎたころ自治会で会議が開かれ、話し合った結果、自治会は情報収集とその伝達を確実にすることが第一と考え、インターネットによる市の情報を大きな紙に書き写し協力してくれる家の壁に掲示しました。また、そのことを会員皆さんに知らせるためにビラを印刷して全戸配布しました。こうした経験から、自治会は地区住民の安心安全をまもる最前線であることをつくづく実感しました。
運営委員は年齢や職種、男女もバランスよく組織するべきだと思います。また、震災を仮定して、一部の運営委員と地区内にいる協力者だけでもある程度自治会活動ができるように普段から訓練するとともに地域コミュニティの拡充をすべきではないかと考えており、これを実践していきたいと思います。