大災害時に全員の命を守るために
環境や体制整備に取り組みます
対象地区 入船3丁目67番~70番
設立時期 1990年(平成2年)3月
冬には砂嵐が舞う砂丘にタウンハウスが出現したのが昭和56年。これが入船リバーサイドでした。昨日まで知らなかった同士のつきあいは何となくぎくしゃくしていました。
そんな中で、なんとかよい近所づきあいはできないものかと有志が知恵を絞り、実現したのが昭和60年の「納涼ガーデンパーティ」でした。各家庭から一品持ち寄り、胸に名前をつけた手作りパーティでした。会場の椅子やテーブルは近隣の自治会にお借りしました。皆さん快く貸してくださり、その時の感謝の気持ちは今も忘れていません。歌あり踊りありの華やかな宴は真夜中まで盛り上がりました。これをきっかけにコミュニケーションの輪が大きくなっていきました。
平成2年には自治会を設立し、同時に集会所も完成され、住民の活動拠点ができました。集会所の誕生を祝って紅白まんじゅうが配られるほどでした。
大災害の発生時に最も頼りになるのは近所の仲間です。
当自治会では、夏祭りのカレーや焼きそばづくりも防災訓練として位置づけています。また住民同士が「しばらくおじいちゃんの顔を見ないけど元気?」「風邪なおった?」などと挨拶を交わすフレンドリーな雰囲気作りにも取り組んできました。
こうした取り組みは、東日本大震災の対応にも活きて、3月12日の朝9時には全自治会員による災害対策緊急会議が結成され、流出土砂の撤去を全員が協力して行うなど、全員参加の復旧活動を展開しました。
当自治会では、災害時に家族と隣人を守ることを最も重要な役割して、様々な活動に取り組んでいきます。