安心して暮らしやすい街づくりをめざして
対象地区 日の出1丁目3番
設立時期 1991年(平成3年)9月
海風の街は全23棟(UR賃貸が2~5号棟、分譲が6~23号棟)、全950世帯からなる大規模団地です。自治会は、全棟入居から3年後に180世帯で設立されました。
立ち上げ当時は、分譲棟の管理が自主管理組合という形であることもあり、自治会の意義が住民に浸透せず、加入率が伸び悩みましたが、その後、平成10年には加入世帯が500世帯を超えるようになりました。
当自治会の特徴として次の2点を挙げることができます。①賃貸棟と分譲棟があり自治会には両方の住民が加わる②ハードを受け持つ管理組合とソフトを受け持つ自治会が協力しあいイベントや活動を行なっている。
当自治会は、平成7年の阪神・淡路大震災を受け、災害対策のため防災部を立ち上げ、日頃から防災訓練や簡易トイレの備蓄などを行ってきました。また平成10年からは、資源回収で得た収入を災害特別準備金として積み立ててきました。
これらの取り組みにより、東日本大震災の際には、簡易トイレの配布や、災害対策特別積立金を取り崩しによる仮設トイレや給水車の手配、土砂の除去などを、管理組合との協力のもと迅速に行うことができ、自治会会員だけでなく全住民を対象に対策や支援が行えました。
また、近年は、様々な世代の住民交流に力を入れており、各種の行事やサロン活動も行っています。
平成5年に発足した「こども部」は、子ども神輿づくりなどの活動を経て、平成15年に「海風っ子クラブ」として自治会の下部組織となりました。平成25年度には、タイムリーな情報発信と情報共有の場として自治会ホームページの刷新を行いました。これからの活用が期待されます。