浦安市の自治会

53 舞浜三丁目自治会

住民の強い絆で、夢ある街、復興へ一歩づつ

対象地区 舞浜3丁目

設立時期 1992年(平成4年)7月

 

3.11東日本大震災での液状化の様子
3.11東日本大震災での液状化の様子

自治会のあゆみ

舞浜三丁目は分譲地として昭和62年に居住が始まりました。5年目の平成4年に自治会の設立総会が開かれ、109世帯で舞浜三丁目自治会がスタートしています。

発足のきっかけは、空き地に捨てられたゴミ山の解決など「住環境を守る運動」です。当時の地域新聞に掲載された初代会長の談話によると「分譲タイプの住宅地では不動産会社の主導で自治会が作られるケースが多いが、舞浜三丁目は大三角公園少年野球場の観覧席新設問題をきっかけに、住民のコミュニケーションがはかられ、自然な流れとして自治会が作られた。」とのこと。設立後すぐに住民総出のゴミ片づけ大会が開催されました。

その後、町内の園芸活動サークル「舞ガーディナーズ」が設立され、現在も街並みを花で彩る活動などを活発に行っています。

自主防災の活動も平成7年より役員会とは別組織「防災部」を設立し、自主防災活動を行い、町内の自主防災の基礎を作ってきました。

自治会の現状とこれから

原則、番地単位の34ブロックから1年任期の輪番で役員と班長が各1名選任され、30名前後で役員会を構成し、同じく30名前後の班長がブロックの取りまとめ・連絡係りなどを行っています。

平成23年3月11日の大震災の際には、液状化により建物・道路など大変な被害がもたらされましたが、役員はじめ住民が立ち上がり、一体となって復旧・復興に対して取り組めたことは、20年間の自治会活動の積み重ねによる住民同士のコミュニティと我が町に対する愛情によるところが大きかったのではないのでしょうか。

大地震により町は大きな被害を受けましたが、自治会のその後の取り組みは「住民の強い絆」と「自治会のありがたさ」を改めて実感することになりました。

主な活動

  • 各委員会の年間活動。
  • 秋祭り(10月):縁日・模擬店が並び、出演催しや抽選会にて800人前後の住民で賑わいます。
  • 平成25年度・震災復興特別委員会:市の液状化対策事業に沿って、住民のとりまとめ活動を推進中。
秋祭り
秋祭り