浦安を第二の故郷として、地域に貢献したい
対象地区 日の出6丁目1番
設立時期 2004年(平成16年)3月
新町でも一番海寄り、日の出6丁目に一棟だけ立っている9階建てマンションが、我々の社宅です。
転勤族の集まりなので、出入りは激しいですが、常時約90世帯が暮らしています。
自治会は平成16年に設立しました。
平成16年 |
自治会設立 自治会連合会に加入 |
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関東にやってきた当社従業員がよく聞かれるのは、「川崎重工さんって、川崎市のどこに事業所があるのですか?」という素朴かつ当然な質問です。
しかし実は、社名の川崎は人名です。創業者の川崎正蔵が明治初期、東京築地に造船所を開き、後に神戸で近代的造船所を建造したのが当社の始まりです。
現在は東京と神戸の二本社制をとっていますが、事業部門は神戸周辺地域に多く立地しています。その関係で、1995年(平成7年)1月17日の阪神大震災と2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災の「ダブル被災者」が当社宅には何人か住んでいます。
阪神の震度7の短周期・垂直動・短時間・局地型に対して、今回の震度6は長周期・水平動・長時間・広域型、まったく異質の恐怖ではありました。
2013年の東日本団震災では、社宅の建物自体は無事だったものの、敷地の地盤はものの見事に液状化して数10センチ沈下し、付属設備は宙ぶらりん、ライフラインも止まりました。もちろん、津波や放射能に見舞われた東北の方々に比べれば、微々たる被害に過ぎないとはいえ、ライフラインの途絶は不安なものでした。
しかし、簡易トイレを速やかに設置してくれた市役所と、給水車をすぐに出してくれた自衛隊、不寝番に当たってくれた管理人さんのおかげで何とか生活を続けることができました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
さて前述の通り、我ら転勤族ですが、なかには浦安がたいそう気に入り、社宅を出てマンションや家を買い、定住する者もけっこういます。
浦安には生活の利便性だけでなく、第二の故郷とするにふさわしい歴史や文化が息づいているのでしょう。
当自治会もそうした魅力あふれる浦安の一員として地域に貢献できれば幸いです。
防災備品の購入や備蓄などを行い、いざというときに対応できるよう備えています。